今年を振り返るには
まだ少し早いのですが、
本年最後の行事「年忘れ会」の
案内作成が始まったので
振り返ってみる。
1月下旬から
新型コロナウィルスの感染者が
わずかに増え始めていたけれど
2月に入り
こんなに増えるとは…
と、2月22日に前住職出仕の声明公演。
開催自体は中止しないけれど、
お客様は満席にはならないだろうと
思わざるを得ないほどの
みな外出に慎重になり始めていた時期。
3月後半からは
皆外出を控えるようになり
当然、親族だけのご法事といえども
交通機関を使って来寺される方々を考慮して
ご法事延期の連絡が相次ぎ
4月5月とほとんどお参りの方も
御朱印に訪れる方もなく、
さみしいくらいに静かな機関がありました。
6月からは、
少しづつ法事をされる檀家様が増え、
お寺側はソーシャルディスタンス・手洗い・換気…
法事後もこまめに消毒をする
というスタンスで。
檀家様方は
自動車で来られるおうちが多かったです。
日蓮宗に限らず、多宗派でも
大きな行事が縮小されたり、
延期や中止になりました。
11月も後半に入り、
東京都の1日の感染者が500人を超え始め、
今後はどうなっていくのか…。
とにかく私たちにできることは
ソーシャルディスタンスを守りつつ、
帰宅した際は石けんで手洗いし、
うがいをし、
もし疑わしければ、
服も着替えて、洗濯を。
家の中にウィルスを持ち込まない努力を
していかなければなりません。
徐々にたまってきているストレスも
自分なりに発散する方法を見つけ出さないと
本当にちょっとしたきっかけで
たいそうな事件になりかねません。
そのようなことが起こらない様、
自分を護り、ひいては
自分以外の方をも護る為に
「自分は新型コロナウイルスに感染しない」
などと過信をせずに
石けんで手を隅々まで丁寧に洗い、
うがいもしましょう!
皆さまの心掛けが
新型コロナウィルス感染者を減らしていくのだ
と、信じている法典寺の寺族たちです。
あと1か月と1週間。
病気にかからず年末年始をすごせるよう
気を付けてまいりましょう。