法典寺住職として加歴されております、
深川玉泉院ご住職 井上日宏上人がご遷化(お坊様が亡くなったことをこのように言います)され、
密葬が執り行われました。
お坊さんになって以来、ご挨拶くらいでさほど頻繁にはお会いしていませんでしたが、
一昨年から日宏上人が開いている気学セミナーのお手伝いを始めてからは、宗に1回はお会いするようになりました。
何かにつけ、厳しくご指導くださる方で、
今更ながら折り目正しい人間としての基本を叩き込んでいただけたように思います。
機嫌のよいときの日宏上人は
とても素敵な笑顔で
いつも怒らないでいて下さったらなぁ
とつい思ってしまう愚弟の私。
電話で訃報を聞いた時には、
お寺に向かう電車の中でも
涙が出て止まらないくらい
近しい存在になっていたことに気が付きました。
昨日今日は遺弟として
剃髪し、
白い着物に清浄衣を身に着け、
裸足
という姿で式に参列しました。
お坊さんは亡くなると
49日間の旅に出るのではなく
すぐに今まで生きていた世界ではない場所に行って布教をする
と言われています。
日宏上人、南無妙法蓮華経