ここは女川町の火葬場の前に建てられている納骨堂です。
ここには運動公園に安置されていた身元不明のご遺骨でいまだに引き取り手のない方と、
身元はわかったけど引き取り手がどこにいるのかわからない方が安置されています。
安置されているのは4~5名ほどだったと思います。
あまり納骨堂っぽくない外観ですよね。
これは津波で亡くなった方が暗い納骨堂に安置されるのは忍びないと、
天井のすぐ下と床の近くがガラスになっており、
扉と反対側にもガラスがあり和紙のようなものが貼られていて、
晴れていると柔らかい日差しが差し込んで
安置されている方が「もうここは冷たい水の中ではないんだ」とわかるように
温かくいられるようにという想いが込められたデザインなのだそうです。
私は写真の一番右側に写っていますが、
その隣の方は仮設住宅の西の自治会長さんです。
私の組んだスケジュールを見て、
「納骨堂には自分も行って拝みたい」
とおっしゃってくださり、ご一緒に拝んでいるところです。
コメントをお書きください